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CORONA SUNSETS FESTIVAL5周年企画第一弾 NAOKI SERIZAWAインタビュー

2019.07.02

2014年、スペイン・イビサ島を皮切りに世界各地で開催されているCORONA SUNSETS FESTIVAL。『リゾートビーチ』『音楽』『サンセット』をテーマに、最高のロケーションで音楽を楽しむことができるビーチフェスティバルとして、世界中で人気になりました。
今年で日本上陸5周年を記念して、初開催から毎年出演しているアーティストにインタビュー。その第一段は、NYのアーティストコレクティヴCREW LOVEよりデビューを果たし、アジアはもとよりヨーロッパへと活動の幅を広げた日本屈指のDJ/プロデューサーのNAOKI SERIZAWA。出演者から見たCORONA SUNSETS FESTIVALの魅力やお勧めの過ごし方、そして他では語らえることのないバックステージでの体験談など、5年間を振り返ってもらいました。

初開催から出演してるNAOKIさんから見たCORONA SUNSETS FESTIVALの魅力を教えて下さい。

「すごい抽象的な表現になっちゃうけど、なんていうかCORONA SUNSETS FESTIVALならではのあの“空気感”だと思います。東京に住んでる僕からすると、飛行機で沖縄まで飛べばそれだけで常夏パラダイスなんだけど、それだけじゃない空間演出と音楽のラインナップ、その全てで成り立ってるあの“世界観”って言うか」

ロケーションだけではなくフェス全体の雰囲気ということですか?

「そうです。白い砂浜にどこまでも広がる青い空。あのロケーションが最高なのはもちろん。それを基本に、ステージやお店にちょっと休憩する椅子とかテーブルも全てがウッディで自然の素材で統一されていて、ビーチリゾートさながらなカラフルな日除けのシェードやハンモックなんかもあったりして、エントランスを潜った瞬間から違う国の楽園に来た感じ。でも、それだけじゃあの“空気感”って産まれないと思うんです。イビサだって、湘南だって、ビーチに遊びに行った時にそこでアゲアゲなレゲトンがガンガン鳴ってるのとチルアウトがかかってるのでは全然違いますよね?」

わかります。もう少し詳しく訊かせて頂けますか?

「例えば、これまでのCORONA SUNSETS FESTIVALって、カルフォルニアのサーフロックシーンの代表的なアーティストのDonavon Frankenreiterがアコースティックギターを片手にサーフミュージックを演奏する時間もあれば、Stones ThrowのMndsgnがLAのベニスビーチを彷彿させるレイドバックしたヒップホップをプレイしたり、ジャンルは一見バラバラなんだけど共通して言えるのが“ビーチで聴いたらメッチャ気持ちいいじゃーん”ってアーティストがラインナップされてますよね。それは、Autografのトロピカルハウスも一緒で、この音楽をビーチで夕陽をバックに聴いたら最高だよねって感じ。なんていうかジャンルとかフェスの概念とかを取っ払って、もっとシンプルに自由に“あのロケーションだから活きる音楽”というか、それがあの“空気感”をつくってる大きな要素なんじゃないかと思います」

CORONA SUNSETS FESTIVALの絶対に外せない見どころを教えてください

「もちろんタイトルだけあって、やっぱりサンセットの時間は外せないですよね。毎年、いろんなドラマがあるから。特に記憶に残ってるのが、イビサのCafé Del Marの初代レジデントDJのJosé Padillaがプレイした時は、サンセットの前に急にテンポを落としバレアリックなチルアウトをかけたんですよね。しかも20分以上も。そうするとお客さんも砂浜に座り込んで、みんなでゆっくりとサンセットを眺める時間になったんです。フェス中にですよ。音楽やアーティストが主役じゃなくて、サンセットが主役。地球からの贈り物とも思えるその綺麗な景色を眺めるっていうなんとも贅沢な時間になったのを今でも覚えてます。その一方で、昨年のTuxedoなんかは、ダンサー付きのフルバンドで陽気なディスコやファンクでフロアをガンガン盛り上げる。サンセットをバックにみんなで笑顔で踊りまくるみたいな。まさに“静と動のサンセット”というか、同じシチュエーションでも全くべつの体験だったんですよね」

ご自身が見た、これまでの5年間のハイライトを教えていただけますか?

「ここまでもたくさん話してきたけど、個人的にはやっぱりレジェンドMoodymannとDaM-Funkの奇跡のコラボレーション。MoodymannがDaM-Funkの曲の“Galactic Funk”をかけた時に、DaM-Funkがマイクを握ってステージに上がって熱唱。デトロイトのカリスマとモダンファンクのパイオニアが日本の沖縄でコラボしたのは鳥肌もんでした」

ご自身の面白いエピソードとか体験談ってありますか?

「御了承ください。かな(笑)いや、なんでもないです。あっ!自分のことじゃないんだけど、水曜日のカンパネラが最高でした!コム(アイ)ちゃんは本当に素晴らしいですよね。ライヴ中にステージから降りて客席を徘徊しながら歌って、フロアの真ん中で歌って、バーで歌って、そのまま照明用のイントレに登って、頂上でも熱唱。ステージにアーティストがいないという普通じゃ考えられない時間が続くという(笑)しかも最後は“桃太郎”を歌いながら巨大なバルーンに入って海に消えて行きました(笑)見てても、メチャクチャ楽しくて。あれでこそ本物の表現者だと思います」

では、毎年参加してるからこそ解るお勧めの楽しみ方とかありますか?

「まずは休みを長めに取ること!そして“フェス×旅”を満喫したほうが良いと思います。
だって沖縄に行くだけでも一大イベントだし、そこにフェスもある。それこそ仲の良い友達とみんなで行けたら最高じゃないですか。僕は毎年、CORONA SUNSETS FESTIVALのあとは座間味島に行ってます。友達やCorona Sunsetsで共演したアーティストと行ったりしました。僕が作品をリリースしているNYのレーベルCREW LOVEのアーティストのSoul ClapやLife On Planetsと一緒に行ったこともあって、シュノーケルしたり、アイランドトリップをしたり、無人島に行ってみたりとアイランドライフを満喫するのは最高ですよ!絶対に長めに休暇を取ることをお勧めします」

コロナは、海を守りたいという想いからフリープラスチックを宣言し一切のプラスティックを使用してません。NAOKIさん自身エコについて取り組んでいることありますか?

「アーティストパスが布に変わってたのはビックリしました!あれスゴイですよね?
海に限ったことではないですが、都会でもゴミとかタバコをその辺にポイ捨てするような人は基本的にキライです(笑)かと言って個人的にやれてることってそんなにないけど、当たり前に分別するとか、ポイ捨てしないとか。不用意に箸とかスプーンとかもらわないとか。毎週通ってるファーマーズマーケットでは、エコバックを持ってあまりビニールをもらわないようにしてるぐらいです」

コロナのブランドメッセージは“This is Living”です。NAOKIさんにとって“This is Living”とはなんですか?

「まさに今こうして音楽を持って世界中のたくさんの都市でDJをできていることです。ヨーロッパとかアジアではもちろん自分のことなんか誰も知らなくて、そんな環境の中で音楽だけで勝負して、ダンスフロアを爆発的に熱狂させたり、最高にファンキーでハッピーなフロアを作れたら、それに勝るものはないです。自分の大好きな音楽で、みんなが同じように心の底から楽しんで、その空間や時間を共有して、みんなに喜んでもらえること。それが僕の生きがいです。CORONA SUNSETS FESTIVALでまたみんなと素晴らしい時間を過ごせること楽しみにしてます」